竹鶴アンバサダー

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四家です。以前「社員によるアンバサダー」の例としてディズニーの事例をご紹介しました。
今回はメーカーが小売業者をアンバサダーに任命する例です。 

小売りと言っても、Barなのです。

「竹鶴アンバサダー・オブ・ザ・イヤー」がいるお店|アサヒビール
ピュアモルトウイスキー『竹鶴』の魅力を伝えていただけるバーテンダーに「アンバサダープログラム」への登録をお願いし、専用の冊子や専用Webサイトで商品に関する情報提供などを実施、なかでも優秀なお店については、上記リンク先のように「竹鶴アンバサダー・オブ・ザ・イヤー」として選出し、竹鶴ファンである一般消費者に対して「竹鶴を楽しむためにはこんないい店がありますよ」と強力プッシュしていく形がとられています。

アンバサダーをお願いする上では「推奨意欲」「推奨するための知識」」が必ず必要です。「竹鶴アンバサダー」は公募と表彰制度をうまく使い、より高いモチベーションを引き出そうとしています。

小売店施策であるので、消費者ファンによるアンバサダーとは位相が異なりますが、いろいろ参考になるところがありそうです。

Author Profile

四家 正紀
アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 シニアコンサルタント
1967年千葉県生まれ 法政大学法学部政治学科卒 1996年(株)インプレス入社。ネット広告事業の立ち上げを担当 2002年(株)カレン入社。広報を担当しながら2004年春から企業のブログ活用について啓発活動を展開。 同年秋から味の素など大手企業のブログ案件プロデュースを開始、数多くの企画を手掛ける。 2007年よりJR東海新幹線ブロガー企画などブロガーイベントのプロデュースも担当。 2010年4月より(株)ニューズ・ツー・ユーに勤務。ネットPRの商品開発、顧客向けイベントなどを担当 2013年7月1日アジャイルメディア・ネットワークに入社。改めて、ソーシャルメディアに挑戦する。 著書  『ビジネス・ブログ・ブック』(共著 2005) 『図解 ブログ・マーケティング (翔泳社・図解シリーズ)』(2005) インターネット白書2007に『ブログマーケティング』について執筆。 他執筆・講演多数。 AMNパートナーブロガーとして 裏[4k] を運営。 また趣味としてソーシャルメディアと連動する落語会『シェアする落語』を主催している。
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2014年6月16日


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