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監修者が語る、書籍「アンバサダー・マーケティング」 (第12回) アンバサダー・マーケティング成功の5つのカギ ③計画④持続力⑤システム

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好評発売中の書籍『アンバサダー・マーケティング』を監修した藤崎実です。
「アンバサダー・マーケティング成功の5つのカギ」の3回目は、「プロセス」(③計画と④持続力)、「テクノロジー」(⑤アンバサダー・システム)について、まとめてお伝えしたいと思います。

amb12[1]

■③計画

アンバサダー・マーケティング成功の3つめのカギは、明確で焦点の絞られた計画を設定してそこからブレないことだと指摘されています。
当たり前ですが、何もかもやろうとすると失敗する、アンバサダーを取り巻く環境が変わっても、成功している企業は計画や優先項目を変えたりしない、だから最初の計画設計に時間をかけ、ポイントを絞って取り組もう、と提案されています。
これに反対する人はいないと思います。実際に計画通りにいかないのは当たり前、でも計画を変えてしまうのは、問題だというお話ですね。

■④持続力

筆者によると、アンバサダー・マーケティングを成功させている企業は、これを3か月あるいは半年やって終わりという類いの一度限りの戦術やイベントではなく、長期的な取り組みと考えているようです。
また数ある活動のひとつやオマケではなく、これからの中心に据えていくべきマーケティング上の重点事項と見ているそうです。

アンバサダー・マーケティングは、PRプログラムと似ていると指摘されています。PRプログラムを成功させるには、報道機関・ブロガーなどとの連携が不可欠ですが、アンバサダー・プログラムも同様だからです。

これは逆に考えれば、アンバサダー・プログラムとは持続的に取り組めば、必ず成果が生まれるマーケティングと言えるかも知れません。

本書には「身体を鍛えるのと同じ話だ」、「成果があがるかは、トレーニング計画にどれだけ持続的に取り組めるかにかかっている」という比喩が出てきます。「週1回、あるいは月に1回ジムに行くだけで理想の身体を手にいれられるはずがない。トレーニングでもアンバサダー・マーケティングでも、努力しただけ結果が返ってくる」「アンバサダー・マーケティングの成果は時間とともにさらに増大する」と、続きます。確かにそうかも知れませんね!

■⑤アンバサダー・システム

さて、ここでやっとシステムの登場です。本書の場合、このシステムは著者の会社であるズーベランスが持っている自前のツールをさします。
このシステムを使えば、アンバサダーの発掘からさまざまな活性化、結果の追跡までアンバサダー・マーケティングに必要な活動を自動化できるようです。

参考までにズーベランスが持っているシステムを書き出します。

●「マーケターがアンバサダーを発掘・活性化するための、ホスティング型アンバサダー・アプリケ—ション」
ここにはアンバサダーがレビューや体験談を書いたり、購入検討者の質問に答えたり、プロモーション情報やコンテンツをソーシャルネットワークでシェアするためのツールが含まれているようです。

●「アンバサダー・マーケティング・プラットフォーム」
マーケターがアンバサダー・プログラムを設計し、稼働、運営し、結果を追跡し、さらに規模を拡大するためのプラットフォーム。キャンペーンや設定内容の管理ツール、ソーシャル・パブリッシングツール、分析ツール、他のマーケティング・オートメーション・システムやCRMツールとのデータ共有機能などが含まれているとのこと。

こうしたITツールを使ってユーザーやアンバサダーとのリレーションを管理できれば、時間と費用の節約につながるだけでなく、アンバサダー・プログラムの規模を拡大できるので本当に便利だと思います。
本書には他にシステムを使う効用がいくつか書かれていますが、特に下記の2点は重要だと思います。

●アンバサダーとのエンゲージメントと動員を継続的に実施できる。
●アンバサダー・プログラムの結果を追跡し、最適化できる。

アンバサダーは熱量の高いファンのことですが、ある程度の規模を超えると、その管理が重要になってくるというのが、このシステム導入の理由ですね。

なお本書にはアンバサダー・システムの導入の必要がないケースも紹介させています。個人商店あるいは小規模なベンチャー企業、ほとんどのアンバサダーの名前を把握できる場合などはこのシステムは必要ない、とアドバイスされています。

なお、アジャイルメディアネットワークでも、「アンバサダーダッシュボード」という管理ツールをご提供しています。

アンバサダーダッシュボードは企業が持つ様々なユーザーデータを集約し、分析することでアンバサダーの発見に繋げ、さらに発見したアンバサダーと繋がることができるサービスです。

アンバサダーダッシュボードには、ソーシャルメディアキャンペーンの参加者データ、オフラインで実施したユーザーイベントの参加者のデータ、モニターキャンペーンへの参加者のデータなどあらゆるデータを一元管理して、分析することで、アンバサダーの発見に繋げることが可能になります。


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分析には、AMN独自のソーシャルメディアインパクト測定ツール「user chart(ユーザーチャート)」を活用します。

ご興味ございましたら、ぜひ上記のバナーをクリックしてください。

アンバサダーダッシュボード

↑よろしくお願いいたします。

監修者:藤崎実 アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 クリエイティブディレクター
(プロフィール) 博報堂、大広インテレクト、読売広告社、TBWA HAKUHODOでの仕事を経て、アシャイルメディア・ネットワーク勤務。クリエイティブディレクター。AMN コミュニケーションラボ主宰。日本広告学会クリエーティブ委員、WOM マーケティング協議会理事、東京コピーライタースズクラブ会員。青山学院大学(2012)、学習院大学(2013〜)非常勤講師。カンヌライオンズ、OneShow、クリオ賞、NYフェスティバル、reddotデザイン賞、iFコミュニケーションデザイン賞、クリエイターオブザイヤー、Webクリエーション・アウォード、東京インタラクティフブアドアワード、ACC賞、電通賞など受賞多数。

アンバサダー・マーケティング
ロブ・フュジェッタ
日経BP社

Author Profile

藤崎 実
藤崎 実
藤崎実 アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 クリエイティブディレクター
(プロフィール) 博報堂、大広インテレクト、読売広告社、TBWA HAKUHODOでの仕事を経て、アシャイルメディア・ネットワーク勤務。AMN コミュニケーションラボ主宰。多摩美術大学、日大商学部 非常勤講師 ◎日本広告学会クリエーティブ委員、産業界 評議員 ◎日本マーケティング学会/日本広報学会会員 ◎WOMマーケティング協議会 理事/事例共有委員会委員◎東京コピーライターズクラブ会員 ◎青山学院大学、学習院大学 非常勤講師【受賞歴】カンヌライオンズ、OneShow、クリオ賞、NYフェスティバル、reddotデザイン賞、iFコミュニケーションデザイン賞、クリエイターオブザイヤー、Webクリエーション・アウォード、東京インタラクティフブアドアワード、ACC賞、電通賞など多数。
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2014年4月14日


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