あまちゃんとハルヒ(1) アンバサダー前史の視点から

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四家です。『あまちゃん』観てますか?なんか凄まじい人気ですね。
独創的なギャグをバンバン入れながら、東京と地方、親と子、芸能界、そして震災の中で揺れ動く人たちの心情をしっかりと描く宮藤官九郎の脚本を軸にして、出演者から音楽から弾けまくっている感じです。

ええ、僕も夢中です。

特に、東日本大震災以降の北三陸を描く9月2日からの朝は、一日の初めを「ドラマで泣いてから出勤」という、どうにも不思議な生活習慣が出来上がっています。そういう方も多いみたいです。

多いみたいです、と言えるのは、ツイッターを中心としたクチコミを見ているせいです。

ヤフーリアルタイム検索によると、上記の「ドラマの中で東日本大震災が発生した」9月2日の朝9時-10時の間には2時間で約3万件以上、この日一日では8万件以上のツイートが「あまちゃん」について言及しています。

さらにツイートだけでなくプロ漫画家を含む数々の「絵師」たちによるイラストアップがさらにバイラルを引き起こしています(ハッシュタグは#あま絵)。これは水木しげる夫人・武良布枝の原作を得て制作された『ゲゲゲの女房』のあたりから激しくなってきた現象で、ご記憶の方も多いかと思われます。

ドラマの大ヒットにソーシャルメディアがどれだけ寄与したのか、詳しく分析したわけではありません。

しかし「ヒットしたからツイートが盛り上がっている」だけではなく、「クチコミもまたヒットに寄与した」と考えるのは不自然ではないと思われます。

僕自身、タイムラインに上がってくる『あまちゃん』絶賛のツイートや、イラスト、ドラマの背景にある家族・都市と地方・アイドルと芸能界・そして震災といったテーマに対する読み応えある論考などに思いきり影響を受けて、途中から観はじめてはまった口です。

NHKはこういう途中参戦組のために総集編を急遽放送したりして、つくづく便利な世の中になったなあと思います。

なによりも。

この動画がNHKオンラインで公開されていて、こうやってブログに貼れてしまうこと。これ凄いことですよね。

これが何を意味しているのか、についてはまた次回お話します。

 

Author Profile

四家 正紀
アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 シニアコンサルタント
1967年千葉県生まれ 法政大学法学部政治学科卒 1996年(株)インプレス入社。ネット広告事業の立ち上げを担当 2002年(株)カレン入社。広報を担当しながら2004年春から企業のブログ活用について啓発活動を展開。 同年秋から味の素など大手企業のブログ案件プロデュースを開始、数多くの企画を手掛ける。 2007年よりJR東海新幹線ブロガー企画などブロガーイベントのプロデュースも担当。 2010年4月より(株)ニューズ・ツー・ユーに勤務。ネットPRの商品開発、顧客向けイベントなどを担当 2013年7月1日アジャイルメディア・ネットワークに入社。改めて、ソーシャルメディアに挑戦する。 著書  『ビジネス・ブログ・ブック』(共著 2005) 『図解 ブログ・マーケティング (翔泳社・図解シリーズ)』(2005) インターネット白書2007に『ブログマーケティング』について執筆。 他執筆・講演多数。 AMNパートナーブロガーとして 裏[4k] を運営。 また趣味としてソーシャルメディアと連動する落語会『シェアする落語』を主催している。
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四家 正紀 • 2013年9月9日


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